lucciora’s diary

「詩人が詩を書くのは、自分と同じ言葉を話す人間を見つけるためだ。」ジャン・コクトー ーー言葉はどこまで「心」に近づけるのだろう。共感する魂を求めて、言葉の海へと漕ぎ出してみよう。 自分の心に響いてきた本、映画、表現など、備忘録的に書き留めています。どうぞよろしく。

映画のなかの色彩~ショコラ

 

ショコラ [DVD]

秋なので、愛についてひさしぶりに?考えてみたくなったからなのか、

映画や音楽の中の愛について…ぱらぱらと思いつくことを。

 

大抵の映画や音楽はなにかしら「愛」をテーマにしていると思います。

タイトルにずばり「愛」という言葉がはいっているものも

すぐに思い浮かぶくらい。

恋愛、家族愛、宗教、自然、国、宇宙、動物、音楽、表現・・・、

それらのものに向けた愛なのでしょう。

 

以前、映画のなかの色について、考えていたことがありました。

とりあえず秋だから「ショコラ」を選んでみました。

 

チョコレートの色は秋の色のような気がします。

つやつやとした栗やドングリやチョコレート。

決して派手ではないけれど、温かみを感じさせるほっとする色です。

 成熟の色です。

 

この映画、大人のファンタジーともとれますが、女性にとっては

心のなかの自己の確立をテーマにしているような気がしました。

とても好きなタイプの映画でした。

 

 心の自由を失わずに、自分と折り合いをつけながら、自立すること。

かわいらしさや、愛情をわすれないで、歳を重ねていくこと。

 小説などを土台にした映画などでは、シチュエーションが日常的なので

まるで本当にあったこと・・・のように感じていたりしますが、

この映画は、随所のストーリー展開が「ありえなさそう」だけど

楽しくてわくわくして、

これはファンタジーだと思いながらも、見終わってみると、

ヨーロッパの小さな村なんかでは、これと近いことが

本当にあったことのような気がしてしまいました。

映画に対する共感というものでしょうか。

 

ジョニー・デップは、いくつかみているのですが、とくに私が好きだったのは

「妹の恋人」「フェイク」そしてこの「ショコラ」です。 

 

人恋しい季節ですね・・・。