lucciora’s diary 蛍日記

共感する魂を求めて

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

恋と信仰

良寛と貞心尼の歌のやりとりを美しいと思う。 恋なのか、信仰心なのか。 ただ、ひたすら、どこまでもついていきたいと思う「絶対」な存在。 親鸞の法然への信もまた。 なかなか出逢えるものでもないけれど、 人生の導師とは、そんな気持ちを喚起する存在なの…

うらをみせ おもてをみせて 散る紅葉

「外は良寛」/松岡正剛著より 備忘録的に、文章を書きうつしてきました最終回です。 ・・・・ ついに良寛の最晩年です。体もだんだん弱っている。しかし良寛は六十歳をこえて二人の女性と親交をむすびます。 貞心尼は小さなころからの文学少女です。詩歌ば…